スギナ(ツクシ:土筆)
歩道の植え込みの下で土筆が顔をのぞかせていました。
雪がとけて川になって 流れて行きます
つくしの子が恥ずかしげに 顔を出します
もうすぐ 春ですねえ
ちょっと気どってみませんか
・・・
土筆を見るたびにキャンディーズの春一番が頭に浮かびます。
亡くなったスーちゃんが好きでした。
外は雨が降っています。
この雨で、スギの花粉が流されて行ってくれると嬉しいのですが・・・・
雨が上がると、路面に落ちた花粉が舞い上がるのか余計に酷くなるような気がします。
雨の降っている間は、楽になります。
スギナ(トクサ科 トクサ属)スギナは北海道から九州、北半球の暖帯から寒帯にかけて広く分布する夏緑性の多年生シダ植物。生育地は広範であり、湿原の中にも生育するし、乾燥傾向の場所にも生育し、時として畑の害草としてやっかいがられる植物でもある。胞子とともに地下茎でも繁殖し、この写真のように純群落を形成することもある。このような密に生育する場所では胞子嚢穂を形成することは少ない。春に胞子茎をだす。この胞子茎を筆に例え、土筆と書いてツクシと読ませ、食べた経験を持つ方も多いであろう。胞子茎が枯れると、光合成を行う栄養茎が伸びてくる。栄養茎は節で枝分かれし、内部は中空。普通我々が見ているスギナは、実はこの枝分かれした茎であり、葉は退化して節の部分に鞘状となっている。俗に袴(はかま)と読んでいる部分が葉である。スギナという和名は、姿をスギの葉に例えたものである。植物体には珪酸をたくさん含んでおり、植物体にふれるとシャリシャリ感がある。スギナの群落を鎌で草刈りすると、すぐに鎌が切れなくなる。同じ属であるトクサも珪酸をたくさん含んでおり、サンドペーパのように研磨する材料として使用した。歯磨きにも利用したという。(
岡山理科大HPより)
撮影 2013年3月10日 草津市内
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