ヤエムグラ(八重葎)
ヤエムグラを見ると子どものころ家の庭で飼っていた鶏を思い出す。
先日のキリギリスの声を聞くと田舎の風景が・・・と、一緒です。
それは花であったり、虫の声であったり、音楽だったりするのだろうが昔の記憶と結びついているのでしょうね。
そうした何かの記憶で思い出される風景は意外と鮮明で、金網とベニヤ板で作られた粗末な鶏小屋と共に浮かんでくる。
今では神戸の町も綺麗になってしまったが、当時は、まだまだ舗装されていない細い路地があり近所の小汚い子どもたちが集まり、小さな穴を掘ってビー玉で遊んだり、ベッタン(面子)で遊んだりしたことが思い浮かんできます。
昭和の良き時代だったのかも・・・・
ヤエムグラ (アカネ科 ヤエムグラ属) 秋から芽生え始め、春になると急に背丈が高くなる。冬の葉は春のものに比べて丸く、冬の光を効率よく受け止めている。春になると次第に茎が伸びあがって葉と葉の間が広がり、葉は細長く被針形となる。茎には逆向きに小さな棘があり、セーターなどにはくっつく。この棘があることによってお互いが寄り添いあい、他の植物にも寄り添って立ち上がっており、自らの茎で立ち上がることはできない。花は白色で小さく、めだたない。果実には荒い毛が生えており、動物の毛などにくっついて散布される。(
岡山理科大HPより)
撮影 2009年4月8日 旧草津川遊歩道
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