2008年05月02日
タガラシ(田辛子・田枯らし)
悩ましげな花が続きます、キツネノボタンと良く似たタガラシです。
タガラシを漢字にすると、有毒植物で葉や茎が辛いので「田辛子」、タガラシが繁殖すると田圃の栄養分を吸い取ってイネの収量が少ないので「田枯らし」の2説があるようです。
でも、キンポウゲ科の可愛い花です
タガラシ (キンポウゲ科 キンポウゲ属) タガラシは北半球に広く分布する一年生の草本。ムギ類の栽培にともなって伝来した史前帰化植物の1つ。水はけの悪い山間の湿田などでよく見られていたが、基盤整備が実施されて乾田化されたり、放棄されたりで少なくなり、広くタガラシが生育する水田はほとんど見られなくなった。(岡山理科大HPより)
撮影 2008年4月23日 草津市
2008年05月02日
イヌガラシ(犬芥子)
この花も、またややこしいイヌガラシとスカシタゴボウの区別が・・・・
きっとイヌガラシだと思います(こればっかし)
犬の付く鼻もいっぱいありますがイヌが付くと役に立たないと言った意味だそうです。犬に失礼ですね
でもネコが付いた花って少ないですねネコジャラシ(エノコログサ)が有名ですが・・・
イヌガラシ (アブラナ科 イヌガラシ属) イヌガラシは日本全国、朝鮮・台湾・中国・インド・フィリピンなどに分布する多年草。水田雑草とはいえ、耕作されている水田にはほとんど生育せず、水田脇の畦道ややや湿った草地・路傍にごく普通。根本から株立ちとなり、春に高さ30cmほどになって黄色い花を咲かせ、夏まで次々と花を咲かせる。地表に広がるロゼットの葉の基部は深裂し、茎に付く葉は荒い鋸歯があってうねる感じで、基部は耳状になって茎に付く。毛はない。(岡山理科大HPより)
撮影 2008年4月23日 草津市
2008年05月02日
セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)
この花は園芸種です、昨年旧草津川の堤防で見つけたのに今年は見つからなくて、歩道脇のフェンスの隙間に植えられているのを見つけました
別名セイヨウキランソウの名前が示すように花はキランソウにそっくりです。
野生種には、白い(薄紫)のジュウニヒトエ(十二単)もありますが、まだ発見できていません
撮影 2008年4月21日 草津市
2008年05月02日
ケキツネノボタン(毛狐の牡丹)
この花が、また難しいですね、キツネノボタンとケキツネノボタンの区別が出来ない
今回は、葉の感じからケキツネノボタンとしてアップします。キツネノボタンかも知れません
キツネノボタンは、「狐の牡丹」で、「狐の釦」ではありません、それも花が牡丹ではなく葉っぱが牡丹に似ているということだそうです
まあ、なんにしても悩ましげな花です。この花も田圃の畦に咲いていました
キツネノボタン (キンポウゲ科 キンポウゲ属) キツネノボタンは多年生の草本。日本各地に分布し、水田周辺の水路や溝、畦などに生育する。このような場所には同属のタガラシも生育するが、タガラシが一年生草本であるので、耕作などの攪乱があっても生育できるのに比べ、キツネノボタンは多年生の草本であるので、耕作される水田の中に生育することはない。果実は特徴ある形をしており、先端が鍵状に曲がる。狭義のキツネノボタンは全体ほとんど無毛である。ここに掲載したものには毛が多い。このようなものはヤマキツネノボタンとされるが、区別すべきかどうか、まだ整理されていないようである。(岡山理科大HPより)・・・・ケキツネノボタンがなくてキツネノボタンの説明です
撮影 2008年4月21日 葉山川遊歩道
2008年05月02日
トキワハゼ(常盤はぜ)
サギゴケと良く似ていて暫くは同じ花だと思っていました
図鑑を見て、違う花だと気づいたのだが、今度はどちらかがわからない。同じ花だと思っているからサギゴケとトキワハゼが一緒になって同じフォルダーに・・・・・
よく見れば違うのだが、同じ花だといわれれば同じかな・・・・
この花も、田圃の畦や琵琶湖岸で良く見かけます
トキワハゼ (ゴマノハグサ科 サギゴケ属) トキワハゼは日本各地、朝鮮・中国・東南アジア・インドなどに分布する一年草。田圃の畦道や湿った草原・畑などに生育する。茎は根際から分かれて株立ちとなるが、同属のサギゴケとは異なって、匍匐茎を出さないので、簡単に抜ける。葉はさじ形で、鈍い鋸歯がある。花は4月から秋まで咲き続け、「ときわ」の名前の由来となっている。サギゴケに比べて花の大きさは小さい。(岡山理科大HPより)
撮影 2008年4月21日 草津市